広告マネージャー v2 キャンペーン移行支援ツールのご紹介
- 従来の広告マネージャー(広告マネージャー v1)で作成されたキャンペーンを広告マネージャー v2で管理するには、キャンペーンを広告マネージャー v2に移行する必要があります。
- キャンペーン移行支援ツールを用いることで、容易にキャンペーン単位で広告マネージャー v2に移行できます。
キャンペーン移行支援ツールへのアクセス方法
スクリーンショット赤枠のリンクより、キャンペーン移行支援ツールにアクセスできます。
キャンペーン移行手順
1キャンペーン移行支援ツールにアクセスし、広告マネージャー v1のキャンペーンを確認します。
広告マネージャー v1に含まれるキャンペーンが一覧表示され、
それぞれのキャンペーンについての移行ステータスが表示されます。移行ステータスは以下の通りです。
- 移行可能:このキャンペーンは広告マネージャー v2に移行することができます。
- 移行中:広告マネージャー v2にキャンペーンを移行中です。
- 対象外:このキャンペーンは広告マネージャー v2への移行ができません。移行ステータスより、移行できない理由を確認できます。(以下キャプチャ参照)
なお、移行対象要件はこちらを参照してください。
配信レポートがどのように広告マネージャー v2に反映されるかを確認することができます。
2移行したいキャンペーンを選択し、[詳細をプレビュー]リンクを押下することで、広告マネージャ
ー v1で作成されたキャンペーンが、広告マネージャー v2にどのように移行されるかをプレビューするこ
とができます。
キャンペーン、広告グループ、広告の設定を確認できます。
3[キャンペーンを移行]を押下します。
4注意事項を確認後、問題なければ再度[移行する]を押下すると、移行が開始します。
5キャンペーン移行終了後は、広告マネージャーv2のキャンペーンとして表示されます。
キャンペーン移行対象
- ユーザアカウント・広告アカウント・Pixel(ピクセル):広告マネージャー v1 / v2は同じアカウントを使用するため、移行作業不要
- 移行対象キャンペーンタイプ:Web案件(キャンペーン単位で移行)
Appインストール案件、Dynamic Ads案件等は2024年後半に対応いたします。 - 対象キャンペーンの配信終了日設定
・対象範囲:配信終了日は2023年4月1日以降
・対象外:配信終了日は2023年3月31日以前 - 対象入札戦略:ブランド認知・サイト誘導・コンバージョン(Pixel&Event使用)
※コンバージョンタグのキャンペーンは広告マネージャー v2に移行できません。
※広告マネージャー v2のNew Mode機能(コンバージョン(CV)最大化×日予算自動調整機能)は6月頃リリース予定です。 - ターゲティング:ほぼ全てのターゲティングが移行可能
一部、対象外のキャンペーンがございます。 - カスタムオーディエンス:アカウント単位で広告マネージャー v1 <-> 広告マネージャー v2へ同期。広告マネージャー v1から操作可能 (広告マネージャー v2からは参照利用)
- 移行可能広告上限:300広告(1キャンペーンあたり)
- 広告マネージャー v2新規入稿可能上限
・キャンペーン:1,000キャンペーン
・広告グループ:1,000広告グループ
・広告:100広告/広告グループ
キャンペーン移行対象外のケース
- Appインストール案件、App Engagement案件、Dynamic Ads案件(2024年後半対応いたします)
- 移行キャンペーン数の合計が1,000を超過する場合
- アーカイブされたキャンペーン
アーカイブしたキャンペーンを、アーカイブ解除すれば移行できます。 - 2023年4月1日以前に終了したキャンペーン
※対象期間以前に終了したキャンペーンの終了日を、未来の日付に変更すれば移行できます。 - 2つ以上の条件を含むユーザー定義オーディエンスを用いているキャンペーン
※ユーザー定義オーディエンスを、一つに変更すれば移行できます。 - 一定の予算以上で設定しているキャンペーン
- 通算予算を10億円以上で設定しているキャンペーン
- 日予算を1億円以上で設定しているキャンペーン
- DAR(Digital Ad Ratings) / キャンペーンマネージャー360(CM360/DCM)を計測に用いているキャンペーン
- DoubleVerify(ダブルベリファイ) / MOATを計測に用いているキャンペーン
- キャンペーンの優先目標としてコンバージョン数もしくは目標CPAが選択されているが、イベントトラッキングピクセルが指定されていないキャンペーン
コンバージョンタグ(CVタグ、JSタグ)により、CP最適化されたキャンペーン - キャンペーンに含まれる広告数が300を超えるキャンペーン
・広告を1つも含まないキャンペーン
・300を超えた広告をアーカイブすれば、当キャンペーンは移行できます。 - 審査中、審査申請前の広告を含むキャンペーン
審査が完了次第、移行できます。 - 広告のカード数が2枚以下のカルーセル(Story Creative)を含むキャンペーン
移行要件
移行に伴う主な変更点は以下の通りです。
広告マネージャー v1 設定項目 | 広告マネージャー v2 移行の際の変更点 |
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キャンペーン目的 – App Installations – App Engagement – Website Conversions | v1のWebsite Conversions目的のキャンペーンが移行対象となります。 ※アプリは 2024年後半実装予定 – v1の入札方法としてインプレッション(CPM(Cost Per Mille/インプレッション単価))が選択 → v2:ブランド認知目的のキャンペーンとして移行 – v1の入札方法としてクリック(CPC(Cost Per Click/クリック単価))、優先目標としてクリック数が選択 → v2:サイト誘導目的のキャンペーンとして移行 – v1の入札方法としてクリック(CPC)、優先目標としてコンバージョン数もしくは目標CPAが選択 → v2:コンバージョン目的のキャンペーンとして移行 |
ユーザー定義オーディエンス | v1で作成されたユーザ定義オーディエンスは、キャンペーン移行後そのままv2で利用できますが、 v2では編集できません。また、移行したオーディエンスは、2025年以降段階的に利用を制限する予定です。そのため、v2でも同様のオーディエンスを作成いただき、順次差し替えいただくことを推奨いたします。 |
年齢 | ターゲティング設定範囲の変更に伴い、以下のように移行されます。 -(v1)19歳以下 → (v2)20歳以下 -(v1)20~24 → (v2)21~24 -(v1)50以上 → (v2)50~54, 55~59, 60~64, 65~69, 70以上 |
フリークエンシー制御 | ブランド認知目的のキャンペーンにのみ移行されます。 サイト誘導、コンバージョン目的のキャンペーンでは、設定を解除して移行されます。 |
1日あたり予算、日予算調整 | (v1)1日あたり予算 → (v2)平均日予算として移行されます。 v1の日予算調整機能は解除され、平均日予算により予算調整が行われます。 |
SmartNews面詳細指定、配信時間帯、デバイス、Large Unit(beta) | SmartNews面詳細指定、配信時間帯、デバイス、Large Unit(beta)の設定は解除されて移行されます。 |
600×500,1280×720サイズの画像クリエイティブを含むv1キャンペーン | 600×500,1280×720の画像を含むv1キャンペーンはそのままv2に移行されますが、移行された広告のコピーができません。 |
より詳細な変更点はこちらを参照ください。
注意事項
- 移行後、広告マネージャー v1に戻すことはできません。
- 移行期間は最大約1時間を予定しています。移行中は配信は停止されます。
- 移行前後の配信ステータスは変わりません。
例:ステータスオンで移行開始→移行中は配信停止(ステータスオフ)→移行後はステータスオンで自動で開始される