SmartNews Adsのアトリビューションモデルは、広告効果分析のために、どのようにコンバージョンを認識するかを定義します。このモデルは、広告がユーザーの行動にどのように影響を与えたかを追跡し、分析するための基準となります。アトリビューションモデルを調整することで、キャンペーンの効果測定方法を変更できます。
アトリビューションタイプ
クリックスルー
ユーザーが広告をクリックし、設定したアトリビューション期間(30日、14日、7日、1日のいずれか)内にコンバージョンイベントを実行した場合、そのコンバージョンを広告の効果として計上します。
ビュースルー
ユーザーが広告を閲覧し、その後24時間以内に目的のアクションを実行した場合、そのコンバージョンを広告の効果として計上します。
SmartNews Adsでは、クリックスルー広告のアトリビューション期間の変更や、アトリビューションをクリックスルーのみに制限することもできます。
また、サードパーティのトラッキングツール(MMP)のアトリビューションモデルのみを使用するか、SmartNewsとMMPのアトリビューションを組み合わせるかを選択できます。
アトリビューションモデルの変更方法
1キャンペーン一覧画面右上の[表示項目]メニューから[アトリビューションモデル]を選択します。
2アトリビューションモデル画面で、クリックスルー期間の変更やアトリビューションをクリックスルーのみに制限することもできます。
アプリのプロモーションキャンペーンの場合
アプリのプロモーションキャンペーンでサードパーティのモバイル計測パートナー(MMP)を使用する場合、SmartNewsは自社のアトリビューション結果とMMPの結果を組み合わせ、重複を排除します。
この組み合わせモデルを無効にし、MMPのアトリビューションのみを使用するには、「MMPのみ」を選択します。
注意事項
- アトリビューション期間の変更は、選択した広告アカウントのすべてのユーザーに影響します。
- レガシーAPIを使用する場合、一部の不一致が生じる可能性があります。広告マネージャー v2でレガシーAPIを通じて取得したレポートは、常に30日を期間として使用したクリックスルーアトリビューションに基づいてコンバージョン結果を返します。
FAQ
Q:ビュースルーアトリビューションとは何ですか?
A:ビュースルーアトリビューションは、ユーザーが視認できる範囲で広告が表示された時に、広告閲覧から24時間以内にコンバージョンイベントを完了した場合にカウントされます。
表示可能なインプレッションの定義(vimp)
- 画像の50%以上が画面上に表示されていること。
- 画像が1秒以上表示されていること。
Q:アトリビューションウィンドウの変更は、キャンペーンのパフォーマンス指標にどう影響しますか?
A:アトリビューションウィンドウの長さは、キャンペーンの目的に応じて選択すべきです。短期的なインプレッションを重視するキャンペーンでは短いウィンドウが適しており、オーディエンストラフィックのベンチマークにも有効です。
一方、ビデオ広告、ブランド認知度、アプリ内イベントなどの長期的なインタラクションを重視するキャンペーンでは、長いウィンドウがより適切な戦略となる場合があります。