概要
SmartNewsでは機能拡充に伴い、ユーザーと広告主の双方にとってより安心で信頼性の高い広告環境を提供するため、ターゲティング仕様の見直しを継続的に行っています。
その一環として、年齢ターゲティング仕様をポリシーに準拠させる対応を実施します。
今後、Standard Ads・ダイナミック広告の新規広告グループでは「20歳以下」のターゲティングを選択できなくなります。既存の広告グループは現行設定のまま配信可能ですが、設定変更時には「20歳以下」を解除する必要があります(Premium Ads (Top News Video Ads / Top News Display Adsも含め):不可となる年齢区分は「19歳以下」)。
本対応は日本を対象とし、広告マネージャー v2環境の全広告アカウントに適用されます。
日程
リリース予定:2025年12月1日頃
対象
- 対象リージョン:日本
- 対象アカウント:全ての広告マネージャー v2の広告アカウント
- Standard Ads・ダイナミック広告、およびPremium Adsも対象になります。
– Standard Ads・ダイナミック広告:不可となる年齢区分は「20歳以下」
– Premium Ads (Top News Video Ads / Top News Display Adsも含め):不可となる年齢区分は「19歳以下」
- Standard Ads・ダイナミック広告、およびPremium Adsも対象になります。
リリース詳細
今回の仕様変更では、広告配信時の「年齢ターゲティング」に関する設定仕様が以下の通り更新されます。
1新規広告グループの作成時
- リリース以降に新しく作成される広告グループでは、 「20歳以下(20 or under)」の年齢ターゲティングを選択することができなくなります。
- 選択可能な年齢区分:
- 「すべて」「21-24」「25-29」「30-34」「35-39」「40-44」「45-49」「50-54」「55-59」「60-64」「65-69」「70以上」
- 「20歳以下」はリスト上に表示されません。
- 全年齢に配信したい場合は、「すべて」を選択する必要があります。
2既存広告グループの取り扱い
- 既に「20歳以下」を設定している広告グループについては、以下の仕様となります。
- これまで通り、「20歳以下」を含む設定で配信を継続可能です。
- ただし、広告グループの設定内容を変更する場合は、「20歳以下」を一度解除しないと保存できません。
- 保存前に「20歳以下」が選択されたままの場合、エラーメッセージが表示されます。
- 表示されるエラーメッセージ(管理画面上の仮文面):
「20歳以下」が選択されているため、変更内容を保存できません。年齢ターゲティングから「20歳以下」を解除してください。 - 「20歳以下」を解除後、他の設定変更を正常に保存することができます。
- 表示されるエラーメッセージ(管理画面上の仮文面):
3新規でPremium Adsを申請する場合
リリース以降、19歳未満のターゲティングを選択してPremium Adsを申し込むことはできません。
FAQ
Q:なぜ今回、年齢ターゲティングから「20歳以下」が選択できなくなったのですか?
A: SmartNewsでは、より多くのユーザーが安心してサービスを利用できる環境を守るため、広告配信に関するポリシーを見直しています。
その一環として、未成年(特に18歳未満)を明示的にターゲティングする設定を制限し、 プライバシーや広告の適正性に配慮した運用を徹底する方針です。
この変更により、広告主・代理店の皆さまにも、社会的により安全で信頼性の高い配信環境を提供することを目指しています。
Q:「すべての年齢層」を選択した場合、未成年にも広告が配信されますか?
A:はい、「すべての年齢層」を選択した場合には、未成年を含む全てのユーザーに広告が配信される可能性があります。
ただし、特定の年齢層(例:20歳以下など)を明示的に指定することはできません。 これは、法令および業界ガイドラインに準拠し、ユーザーのプライバシーと安全を守るための一般的な国際基準に沿った対応です。
Q:「20歳以下」を含む既存の広告グループをコピーした場合、どうなりますか?
A:「20歳以下」が設定されている広告グループをコピーしようとすると、コピーできない旨のエラーメッセージが表示されます。
コピーを行う際は、元の広告グループの年齢ターゲティングから「20歳以下」を一度解除した上で、再度コピーをお試しください。
※ この挙動は仕様によるもので、システム不具合ではありません。